こんにちは、としです。
最近ベイトフィネスによる渓流釣りや、管理釣り場での釣りに興味が出てきました。
そこで以前の記事「ABU2500C メンテ&カスタム」で使用したABU2500Cをさらに軽量化し、ベイトフィネス用のリールとして改造しようと思います。
必要な材料やカスタム方法などを紹介しますので、良かったら見ていって下さい。
目次
必要な材料
ABU2500C - 本体 ベースとなるリール本体です。
ABU1500Cのフレーム - ABU2500とABU1500の違いはフレームの幅なので、かならず必要になります。
アベイル マイクロキャストスプールAMB1520R - こちもフレームと同様に幅が違うので、フィネス仕様にするためABU1500C用の浅溝スプールを用意しました。
アベイル マイクロキャストブレーキAMB1520 - フィネス仕様にするには必要なパーツです。(上記のスプール用のマグネットブレーキ)
レベルワインダー&ウォームギア セット - こちらもフレームと同様に幅が違うので必要です。
以上の材料が揃えばABU2500CをABU1500Cの大きさまで小さくする事が出来ます。
ABU1500Cのオリジナルパーツがあまり出回っていないため、「レベルワインダー&ウォームギア セット」の入手が一番苦労した所です。
それでは中古パーツの洗浄から始めていきます。
いつも通りパーツクリーナーと中性洗剤で、しっかり脱脂洗浄してから使用していきます。
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今回はさらに軽量化&ドレスアップをするため以下のパーツを追加しました。
アベイル アルミメインギヤブッシング IAR用
アベイル アルミクリックホイール IAR用
アベイル 2ボールベアリング軽量化コグホイール #5125
アベイル ULレベルワインダー25C
バレーヒル レベルライン1500
バレーヒル クラシックパワーハンドル(クリア)ドレスアップパーツなので重量的にはマイナス効果になります
注:フィネス仕様にするに当たって、ボールベアリングなど他の部品も交換を行っていますが、以前の記事「ABU2500C メンテ&カスタム」で紹介していますので、今回は省略させて頂きます。
気になる方は「ABU2500C メンテ&カスタム」を読んで下さい。
分解から組み立て
いつもの様にABU2500Cを分解していきます。
今回は軽量化を行うため、ギアの部分も分解します。
適度にグリスとオイルを塗布したら組み立てていきます。
いつも使っているオイルとグリスです。
オイル
グリス
注:オイルについては少量塗布するだけで問題無いですが、こちらのグリスは非常に粘度が高いため筆を使用しての薄塗りをしましょう。
ギア部分を組み立て、その他コグホイールなどの軽量化部品を組み込んだらABU1500Cのフレームに取り付けていきます。
マグネットブレーキと浅溝スプールも取り付けて完成です。
以前のABU2500Cは241gでしたが、今回のABU2500C改-ABU1500Cは235gになりました。
パワーハンドルを交換すると、もう少し軽くなりますがやはり200gオーバーになりますね。
これでサイドカップにはABU2500Cの刻印があるABU1500Cの完成です。
まとめ
今日はABU2500Cを改造してABU1500Cの大きさに変更し、更にフィネス仕様にしてみました。
ネックになるのは材料の調達ですね。
安く軽量化&フィネス仕様に改造するために、随分長い間オリジナル部品を探しました。
ABU1500Cをお持ちの方なら簡単にフィネス仕様に出来ると思います。
大昔のリールがまだまだ現役で使用できる事に驚きながら、大事に使っていきたいと思います。
最後まで読んで頂き、ありがとうございました。